油絵やアクリル画を描く際、サイズだけでなく、キャンバスの “規格” を決めなくてはいけません。
特に、“F” と “S” のどちらの規格かで悩むケースが多いでしょう。
人物画に、最も適しているといわれる “F” という規格。
正方形の “S” という規格。
結論としては、どちらでもOKです。
なぜなら、どちらの規格で制作しても、クオリティの優劣がつくわけではないからです。
“P” などは、パノラマ的な景色を描く、という明確な目標があります。
明確な目標がある場合、そのサイズが最適となります。
しかし、明確な目的がなく迷う場合は、“F” にしようと “S” しようと大差はないのです。
しいていうなら、雑誌やフライヤーなどのメディアに掲載しやすいサイズである “F” が、無難です。