バイエラー財団レポート

今日もお疲れさまです。
スイスのバーゼル滞在時、アートバーゼルだけでなく、バイエラー財団にも行きましたのでレポートします。
バイエラー財団はバーゼルからトラム(日本では懐かしの路面電車のような乗り物)で20分ほど北東へ行った所です。
少し田園がありつつもそんなに田舎というわけでもないです。
ただ、バイエラー財団の敷地は広く、緑が充実しています。
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【バイエラー財団の外観】
アトレスが行った2015年6月19日は、目玉の展示はポール・ゴーギャンでした。
日本で観るポール・ゴーギャンの展示は、1度の展覧会でで1、2枚程度といったところです。
ところが、さすがはヨーロッパの有名美術館です。
30ほどのゴーギャン絵画が惜しみなく展示されていました。
これだけの量を一度に見ると、ゴーギャンの絵画には、歴史の中で輝き続ける“力”が宿っていることに、改めて気付かされます。
(ポール・ゴーギャン展は撮影禁止のため、残念ながら写真はありません)
特別展示は現代アート界の重鎮、マルレーネ・デュマスさんの展示でした。
こちらもさすがはバイエラー財団、多くの緊張感ある絵画が展示されていました。
こちらは撮影可でしたので、いくつか掲載しますね。
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マルレーネ・デュマスさんは、南アフリカの歴史を扱うというコンセプト、そのコンセプトを塗り込んだ絵画表現がマッチしていて、絵の中に引きづり込まれる思いがします。
マルレーネ・デュマスさんの展示は一階奥でしたが、展示室のさらに奥には、外の景色が一望できる廊下にでることができます。
庭側の壁面は一階から二階までが吹き抜けになっていて美術館らしからぬ開放感が味わえます。
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外の景色もとても綺麗ですね。
馬もいました。
スイスのバーゼルにお越しの際は、ぜひバイエラー財団きお立ち寄りすることをお勧めします。

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