絵画の基本的な訓練を経験し、色んなアーティストの作品を見る機会が増えると、自分も独自の描き方をしたいと思う人がいるはずです。
そんな時、一番早く、独自の描き方をする方法があります。
それは、 “描き方の条件を変える” ことです。
つまり、教わった描き方や描きやすい描き方を “変える” のです。
すると、自然に今までの描き方は変わり、独自性が強まります。
では具体的にはどのように教わった描き方や、描きやすい描き方を変えるのか。
簡単です。
「自分が描きにくい方法」
を選べば良いのです。
例えば、
「細かい部分を細筆で描く」という描き方をしていたら、
「大まかな部分含め、すべて細筆で描く」という方法です。
あるいは、
「一枚の絵で使用する絵の具を、すべて作ってから描く」という描き方をしていたら、
「一筆ごとにしか、絵の具をチューブから出さない」という方法です。
自分を含め、周囲の人が “面倒でやらないこと” を実践するだけで、独自性が顔を出すのです。
誰しもが描きやすい方法は、誰しもが同じ結果を出せるように編み出された方法です。
独自性を出したければ、まずは困難な状況を自分に課し、自分なりの解決策をだすことが重要なのです。
それが、他の人に出せない “独自性” となるのです。
では、何かあれば教えてね!