作品レベルを上げる、量産体制

 

作品の質を上げる重要な要素として、枚数をこなすことが挙げられます。
そして漫然と枚数を増やすのではなく、量産することをオススメします。

もちろん、適当に作品数を増やすのでは効果は少ないでしょう。
考え抜いた一つ一つを、量産するのです。

なぜ量産が必要なのでしょうか。

それは、“比較検証の機会がふえる” からです。

たとえば、10枚作品を仕上げ、一番良い1枚はどれかを検証します。
できれば、10枚から一番良い1枚をあっさり選ぶのではなく、スポーツ大会のトーナメント式のように、一組ずつ優劣をつけ、一番優れた作品はどれかを検証するのです。

こういった比較検証の回数が増えれば増えるほど、“理論上” は、より素敵な作品がうまれることになります。この回数を増やすために、量産するのです。

“理論上” としたのは、比較検証には幾分かリスクがともなうからです。
比較検証の回数にともなうリスクは、直近の作品比較にかたよって、長期的な作品の方向性が右往左往する可能性があることです。
そのため、量産しながら、常に過去から直近までの作品傾向を把握しておきましょう。

まずは “比較検証の機会”をふやすべく、〆切効果を利用して、完成作品を増やしていくべきなのです。

 

Pocket
LINEで送る

Comments are closed.