絵画学習の初心者は、“描きたいモチーフ” を探そう

 
 
絵画初心者は、基礎を学ぶために相応しいモチーフを学習します。
立方体や球の石膏、円柱型のトイレットペーパー、などあらゆるモチーフの基礎となるシンプルなモチーフを描いていきます。
 
初心者は “学ぶ側の立場” であるため、自分でモチーフを決めることはほとんどありません。
決められたものを学習しなくてはならないのは、しかたがありません。
 
しかし、本来絵画に興味が湧いたのは、“何かを描きたい” という興味です。
その気持ちを思い出すためにも、“何かを描きたい” という興味を絶やさないように工夫しましょう。
 
そのために、「描きたい!」と思える “モチーフ” を探しましょう。
「薔薇がキレイ」でも良いですし、「牛骨ってカッコいい」でも構いません。
 
できる限り、自分の感覚に反応するモチーフを探し、できるだけ描きましょう。
 
モノを見て、自分の中に何らかの “反応” を感じる時、そのモチーフの何かに自分の感覚が “呼応” しているのです。
 
 

もちろん、基本となるモチーフも描いたほうが勉強になりますし、描写の “幅” も広がります。

 
しかし、受け身で楽しいかわからないと感じるモチーフだけを、ずっと描き続けていくのは辛いことです。
たまには自分が描きたいというモチーフを指導者に提案したり、自宅では「描きたい!」と感じるモチーフを見つけるべきなのです。
 
 
 
 
 
 
 

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