人生は、なかなか思い通りにいきません。
そんなとき、何かができない時、人は “言い訳” を口にすることがあります。
そして、周囲の人はその言い訳に対し、「言い訳するな」と否定します。
そう。世間的に、言い訳は “悪いもの” なのです。
言い訳するくらいなら、はじめからその言い訳の内容を実行しろ。
ということですね。
しかし、本当に “言い訳” は悪いことなのでしょうか。
確かに言い訳は、言い訳した本人の “実行不足” です。
ですが、言い訳をする人の多くは、好んで実行しなかった訳ではありません。
「実行したくても実行できなかった」のです。
つまり、“言い訳” とは、実行したくてもできなかった人の、“課題に対する解決策” なのです。
そうしてとっさに口に出た解決策は、自覚できている解決策です。
それに対し、周囲は批判する権利があるでしょうか。
たとえ “言い訳” を周囲に批判されたとしても、気にせず、“課題に対する解決策” を実行すれば良いのです。
“言い訳” を口に出したら、しっかり “課題に対する解決策” を実行すべく動きましょう。