1モチーフにおける、“明暗表現” のコツ

 

前回のエントリーでは、「明暗表現の注意点」を書きました。

輪郭全体を暗く囲ってしまうと、そのモチーフは他の画面と分断されてしまう。
という注意点です。

そこで、モチーフの輪郭は、暗部で囲むのではなく、明部を “あてる” ことが必要になります。

つまり、輪郭の一部を明部にし、そこに接する外部は、明部と比べて暗くするのです。

この表現により、モチーフの輪郭全体が暗くなることが避けられるため、モチーフが画面から分断されることが防げます。


モチーフはモチーフ以外の部分と “関係” を持ち、全体が自然な状態になります。

モチーフの輪郭部分は、明部と暗部の双方を入れ、画面内の要素をつなげていく意識で描いていきましょう。


 



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