人生は選択の連続です。
仕事や進路、人間関係、聴く音楽に読む書籍、食べるものから寝る場所まで。
常に「選択」に迫られていますよね。
そして、「選択」には、常に「基準」が必要です。
給料の高い低い、能力の得手不得手、一緒に過ごして心地良いか不愉快か…。
いろんな基準があります。
たとえば、就職や転職活動をするとき、いろんな要素で検討すると思います。
仕事内容、給料、知名度、福利厚生、勤務時間、通勤の利便性…。
様々な要素で検討しても、迷うことがあります。
そんな時、最後の判断基準は、“ワクワクできるか?” ではないでしょうか。
その会社で働くことに “ワクワクできるか?”。
働くことを想像するだけで、ワクワクできるのはどこか。
給料やボーナスの金銭報酬がいくら高くても、長い時間を過ごす会社の仕事が “退屈” だと時間がもったいないのではないでしょうか。
私が、アートを続けている理由も同じです。
アートは、“ワクワクできること” であふれています。
傑作を見ること、アートの歴史を学ぶこと、描くこと、作ること、考えること…。
この技法で描いたらどうなるか。
この色を置いたらどうなるか。
自分の描いた作品への反応はどうか。
アートは常に新鮮な驚きが潜んでいて、“ワクワクできる” のです。
人間関係も同じですね。
多少ズボラなところがある人でも、話が面白かったり、どこか魅力がある人は、一緒に過ごす人を “ワクワク” させてくれます。
そんな人と関わり続けたいですよね。
死ぬ前に行っておきたい場所はどこか。
こうした選択も、自分を一番 “ワクワクさせてくれる場所” を選ぶのではないでしょうか。
そういった、人生を問うような選択でも、“ワクワク” が基準となるわけです。
日常の些細なことから、人生の進路まで、人生のあらゆるところに “ワクワク” を目指して生きていきましょう。