“自分だけの表現” へ、相反する二つのアプローチ

 

自分だけの表現を見出すのは、楽しく、ワクワクするものです。
しかし、あまりに長い時を費やしても、自分だけの表現が見出せないとき、辛いものに変わっていきます。

では、どうすれば自分だけの表現を見出すことができるでしょうか。


その方法は、二つです。


一つ目。

世界中のあらゆる場所のアート、歴史の過去から現代までのアート。
それらを研究し、今までのアート界にない表現を見つける方法。


二つ目。

自分の人生を見直し、自身のあらゆる経験から、伝えたいものをピックアップ。
その中から、今までのアート界にない表現を見つける方法。



いづれの方法も、世界の中で、自分だけの表現を見つけることにつながります。


しかし、重要なのが一点。

それは、“自分だけの表現” というのは “唯一” ではない。
ということです。

唯一の決定的な表現を探そうとすればするほど、“自分だけの表現” は見つからなくなります。
なぜなら、“唯一の決定的な表現などない” からです。


“自分だけの表現” とは、常に “複数ある” と考えた方がラクですし、希望があるのです。


 



Comments are closed.