「ルーブル美術館」の “走り方”

 

 
前回のエントリーで、「ルーブル美術館」の驚愕の事実に触れました。
 
1作品を1分で鑑賞し、1日9時間かけても、70日以上かかる事実です。
しかもこれ、作品と作品の移動時間や、休憩時間などのロスは配慮してません。
 
つまり、「ルーブル美術館」の作品をじっくり全て見るには、パリ近郊に住んで数年かける位の気合がいるということです。
 
なかなか厳しいですよね。
だからといって、あの素晴らしい美術館に行かないのも、もったいないことです。
 
 
では、あの広大な敷地、膨大な作品数の中を “どう走るか” 。
(実際には走っちゃダメです)
 
そうです。「鑑賞する作品を決めておくこと」です。
 
 
『モナ・リザ』『ナポレオン1世の戴冠式』『いかさま師』は必ず見る。
 
『ナポレオン3世の居室』、リシュリュー翼の『レンブラントの間』には必ず立ち寄る。
 
 
など、見る作品、行くスポットを事前に決めておくのです。
 
通常の美術館の企画展でも、100点ほどを2時間位かけて鑑賞するわけです。
 
ですから、「ルーブル美術館」では、移動時間や作品を探す時間を考慮すると、30〜50作品に絞り、残りは横目で楽しむくらいがちょうど良いでしょう。
 
ルーブル美術館の攻略は、事前の準備が大きく影響するのです。
 
 
 
 
 
 
 

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