貴重な休日を使って制作をする場合、効率良く、無駄なく制作に打ち込みたいところです。
そのために、私が実践していることを紹介します。
まず1日のスタート。
快適に目覚めること。ここがもっとも重要です。
目覚ましを止めた時、室温が快適になるように設定します。
夏なら冷房、冬なら暖房をタイマーでセットしておきます。
起きる10分前にセットしておけば、充分です。
快適に目覚められるだけでなく、
「エアコンセットしてるから、起きないと電気代がもったいない!」
という意識も利用できます。
目覚めてすぐは、自分が嬉しくなることをします。
そうすると、気持ちが高ぶり、やる気がみなぎります。
頑張る前のご褒美は気が引けるかも知れませんが、目を覚ます効果は抜群です。
私は、コーヒーが大好きなので、起きてすぐお湯を沸かします。
お湯を沸かせば、沸騰して火を止めるまで二度寝が絶対にできません。
お湯が沸くのを待つ間に、着替えてラジオ体操をします。
適度に体を動かすので、すっかり目は覚めて、やる気が出てきます。
いれたてのコーヒーを飲みながら、1日のスケジュールを検討します。
1日のアクションが決まったら、制作をスタートします。
私は5〜6時起きのため、1〜2時間制作したら朝食です。
朝食は食後の眠気を抑えるため、軽めにしておきます。フルーツのみです。
食後は間髪入れずに制作に戻ります。
また2〜3時間制作したら、今度はハーブティーを飲んで30分ほど休憩します。
ここで時間は10時前後になり、昼食までもうひと踏ん張り頑張ります。
午前中の制作はこれで終了です。
昼食も、サラダや麺類などで軽めに済ませます。
午後からですが、昼食後すぐの時間がポイントです。
みなさん知っての通り、睡魔がおそってくるので対策が必要です。
私はここで、極力体を動かす作業を入れます。
下地を塗ったり、キャンバスを張るのがオススメです。
大きな作品を整理したり、アトリエを掃除するのも良いですし、
家事など制作に関係ないことを一旦はさむのもありです。
ガムを噛んだり、テンションの上がる曲を聴いたり、
とにかく眠気の入る余地がないくらい、万全に対策しましょう。
食後1時間ほど頑張ると、眠気はなくなります。
15時まで頑張り、また30分ほど休憩を入れます。
そこから18時の夕食まで、制作したら、1日の実制作は終了です。
(…とまあ、ここまで読むとこの人は何て真面目で遂行力があるんだ!と感心したかも知れませんが、
睡魔に負けてうたた寝してしまったり、ウダウダ構図に悩んでぼーっとしたりはよくあります。)
夕食後は、コンセプトを検討したり、ポートフォリオをブラッシュアップしたり、
画集を見たりと、力まずに済む事務的な活動をします。
食後のお茶を楽しみながら、これらの活動をするのは至福のひと時です。
これで、私の1日の制作活動は終了です。
いかがでしょうか。
少しでも、みなさんの活動の参考になれば幸いです。